北山良三ものがたりNo.2~「戦争は絶対にあかん!平和・福祉が大事」日本福祉大学に進む~
共産党の此花後援会ニュースに載せた、北山さんの人柄を紹介する記事です。
学生時代の写真
前回は北山さんの高校時代のエピソードを紹介しました。
授業で「1人を殺したら殺人だが、多くの人の命を殺めたら勲章がもらえる戦争は絶対に間違っている」と話しました。
今回は、なぜ北山さんが日本福祉大学に進み、社会変革の道に進むようになったかというお話を紹介しましょう。
大阪の和泉市に生まれ、府立泉陽高校の3年生。北山さんは実はすでに就職すると決めていたのです。
先生に「北山、進路どうするんや」と聞かれて「就職します」。
先生はある弁護士事務所を紹介し内定していたそうです。
ところが人生はおもしろい展開をするものです。
北山さんはある日、高校の図書館で「大学で何を学ぶのか」という1冊の本に出会い大変感動したのです。
それが人生の転機となりました。
著者は、嶋田豊さんという日本福祉大学の先生で、こんな大学やったら行ってもいいなと思ってしまったのです。
それで北山さんの親友のお兄さんがその大学にいると聞いて、資料を取り寄せてもらうと、それがなんと受験申し込み締め切りの直前で何とか間に合ったのです。
当然、就職を世話してもらった先生には実はと言って断りました。
受験勉強をする時間もなかったけれど、入試問題が基本的なことが多かったおかげで、めでたく合格して日本福祉大学にすすむことになります。
大学に入学したての5月に日本共産党の隊列に加わります。